2018-08-15 [1部昇格]共和コーポレーション(6570)は東証1部に鞍替えするか分析 1部昇格 共和コーポレーションの事業内容は、アミューズメント施設の運営、機器販売が主体。 業界シェアはトップ級で、長野県を中心に、東北・関東・信越・北陸・東海地方で 店舗を展開。今期も年1~3店の自社店舗拡大。出店は北関東エリア中心としていた。 上場時調達資金等活用し、同業他社への積極的なM&Aで早期100店体制を 目指している(前期末47店)。 <基本情報> CODE 6570 会社名 (株)共和コーポレーション 会社URL http://www.kyowa-corp.co.jp/ 上場市場 東証2部 業種分類 サービス業 <株価情報> (18/08/15調べ) 株価 発行済株数 時価総額(百万円) PER(株価収益率) PBR(純資産倍率) 1,471 3,013,500 4,433 11.61 1.34 PER・PBRともに、割安感がある。 株価も10万円台で手が届きやすい。 <通期業績> 決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 1株配当 発表日 単 変 2015.03 13,267 - 215 51 1,084.70 500.00 - 連 2016.03 11,298 187 223 142 2,898.20 500.00 - 連 2017.03 11,978 318 326 328 6,941.80 500.00 - 連 2018.03 13,285 541 556 322 135.20 34.00 18/05/14 連 予 2019.03 13,486 548 599 369 126.70 17.00 18/08/10 売上・経常・純利益、ともに右肩上がり。 18年8月29日付で株の分割(1→2)が行われので、配当も維持され、 配当利回りは2.31%。 ※株主優待は、毎年3月31日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、 一律で1000円分のクオカードを贈呈する。 なお、初回のみ18年9月30日時点の株主を対象とするとしている。 (18年8月13日) <財務 [実績]> 決算期 1株純資産 自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子負債倍率 発表日 連 2016.03 37,675.83 22.30 8,331 1,858 - - - 連 2017.03 923.87 24.10 9,073 2,185 1,805 1.99 - 連 2018.03 1,134.61 30.10 10,971 3,305 2,103 1.54 18/05/14 連 18.04-06 - 33.00 9,732 3,210 2,008 1.46 18/08/10 PBRが上昇しているのは、純資産が増えているからですね。 <東証1部鞍替え要件> 株主数 流通株式数 流通株式比率 流通株式時価 総額 1,147 12,335 40.93% 1,821,879,500 株主数2,200人以上は1,147人で未達。 時価総額40億円以上は、〈株価情報〉より44億円で達成。 流通株式数20,000単位以上は、12,335で未達。 流通株式比率35%以上は、40.93%で達成。 流通株式時価総額20億円以上は、18億円で未達。 <まとめ> 株価情報から割安感、値ごろ感あり。 通気業績から右肩上がりの成長も見られ、配当利回りも高い。 東証2部に上場したのは、18年3月19日。 仮に上場1年後に鞍替えするとしたならば、鞍替え用件未達項目を達成したい。 すでに、18年8月29日付で株の分割(1→2)が行われることが決定しており、 株数が単純に2倍と考えると、流通株式数は達成される。 残るは株主数と時価総額をクリアするために、 ①立合外分売や②優待新設で達成を目指すのではないか。 現状、配当利回りだけで2.3%というところに、 自社ゲームセンターで使えるコイン交換チケットなどを付けて、 総合利回りを3~4%以上にすれば、優待株として人気が出て、 株主数も株価も上昇し、達成できるのではないだろうか。 ※18年8月13日発表がありました、優待新設。 初回のみ9月末株主にも1000円分のクオカードが送られます。