2018-08-25 [1部昇格]東証一部申請を発表した(株)デファクトスタンダード(3545)は、今からでも買いなのか検討してみた 1部昇格 デファクトスタンダードの事業内容は、インターネットによるリユース衣料品、 装飾品の買い取り、販売専業企業。 最近CMも見かけるが、「ブランディアオークション」を軸に販売は順調に 推移してる。 6月から販売用スマホアプリも導入し、オークションの下支えとなっている。 16年8月31日にマザーズへ上場し、 18 年6月 28 日に、東証第1部への市場変更申請を発表している。 今からでも株を取得すべきか検討してみる。 <基本情報> CODE 3545 会社名 (株)デファクトスタンダード 会社URL http://www.defactostandard.co.jp/ 上場市場 マザーズ 業種分類 小売業 <株価情報> (18/08/24調べ) 株価 発行済株数 時価総額(百万円) PER(株価収益率) PBR(純資産倍率) 835 9,140,000 7,632 22.88 2.13 PER・PBRともに、割高感がある。 株価は10万円を切り、お手頃価格。 <通期業績> 決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 1株配当 発表日 2014.09 6,387 170 166 100 84,153.00 0.00 - 2015.09 8,622 195 201 143 2,275.50 0.00 - 2016.09 9,627 331 315 207 62.00 0.00 16/10/26 2017.09 10,514 439 441 304 67.00 0.00 17/10/31 予 2018.09 12,091 480 480 332 36.50 - 17/10/31 前期比 15 9 9 9 -45.5 (%) 売上・経常・純利益は上場前から見ても右肩上がり。 1株益が大幅に減少しているが、 18年3月16日付で普通株式1株を2株の分割している。 つまり1株益は減っているが、2分割される前の数値は2倍の73ということは、 むしろ1株益は増加している。 そんな中、配当は現在なし。 優待も今のところありません。 <財務 [実績]> 決算期 1株純資産 自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子負債倍率 発表日 2015.09 311.66 64.5 1,567 1,012 582 - - 2016.09 690.62 81.7 3,814 3,116 790 - 16/10/26 2017.09 737.98 81.6 4,058 3,313 1,094 - 17/10/31 17.10-06 - 83.5 4,260 3,555 1,266 - 18/07/30 資産も順調に増加している。 <株価推移> 16/8/31 東証マザーズ上場 18/2/22 普通株式1株を2株の分割 および 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請準備を発表 18/7/30 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を発表 合わせて 市場変更における形式要件である株主数の充足を図るため 立会外分売を発表 18/8/15 立会外分売を実施 <東証1部鞍替え要件> 株主数 流通株式数 流通株式比率 流通株式時価 総額 39,300 43.00% 3,281,550,000 ※株主数データが取れないため、その他の部分を見てみる。 時価総額40億円以上は、<株価情報>より76億円で達成。 流通株式数20,000単位以上は、39,300で達成。 流通株式比率35%以上は、43%で達成。 流通株式時価総額20億円以上は、32億円で達成。 株主数が2,200人以上だとすれば、 一部昇格はほぼ確実かと思われる。 <まとめ> 株価情報からPER・PBRから割高感があるが、値ごろ感はある。 通気業績は、上場前から右肩上がり。財務状況も余裕がありそうに見える。 東証一部申請を行ったことから、一部昇格の可能性は一段と高まった。 配当や優待はないものの、株式分割や分売を行っている。 鞍替え要件だが、未確定要素の株主数は不明なものの、 18年8月15日実施の立会外分売は、 顧客1名につき100株の制限があり、 分売予定株数は250,000株ということは、 2,500名の株主確保ができる。 以上により、昇格要件を満たし、一部昇格はほぼ確実かと思われる。 一時株価は1,000円を超え、昇格に向け、株価は上昇するのではないかと予想。 ネットアプリでの商品売買は盛んにおこなわれている現状、 株取得検討に値するのではないかと、個人的には考える。 (株は自己責任でお願いします。)